Taking Action ― 自分の人生を、もう一度自分の手に取り戻すために
Taking Action は、こころの不調や生きづらさを抱えながらも、
「それでも自分らしく生きたい」と願う人のための、
24セッションからなるリカバリー・ワークブックです。
このプログラムが大切にしているのは、
「治すこと」や「元に戻ること」だけではありません。
たとえ困難が続いていたとしても、
自分のペースで、自分の価値観を大切にしながら、
望む人生を築いていくプロセスそのものを「リカバリー」と捉えます。
正解を教える本ではありません
Taking Actionは、
「こうすれば必ず良くなる」という答えを示す本ではありません。
代わりに、
- 自分は何を大切にしているのか
- 何が助けになり、何がつらさを強めているのか
- どんな選択肢が、今の自分にはありそうか
そうしたことを、自分自身で見つけていくための問いが用意されています。
書けない日があってもいい。
読み飛ばしてもいい。
今は何もできなくてもいい。
この本は、いつでも「戻ってきていい場所」であることを大切にしています。
24セッションで、少しずつ広がる選択肢
構成は、基礎的な考え方から始まり、
日常で使えるツール、アクションプラン、
そして仕事や生活といった現実的なテーマへと進みます。
- 希望やセルフエスティーム
- 自分で決める力(エンパワーメント)
- サポートシステムやピアサポート
- 食事・睡眠・感情への対処
- 医療や薬との主体的な付き合い方
どれも、「できる人向け」ではなく、
今しんどい人でも触れられる形で書かれています。
一人でがんばらなくていい
Taking Actionは、個人で取り組むことも、
仲間や支援者と一緒に使うこともできます。
話さなくてもいい。
決められなくてもいい。
それでも、「自分の人生を、自分で選んでいい」
という感覚を、少しずつ取り戻していくことができます。
これは「完成させる本」ではありません
最後のセッションは「お祝いと振り返り」。
でもそれは、終わりを意味しません。
Taking Actionは、
何度でも開き直していい本です。
調子がいい時も、悪い時も、その時の自分に合うところだけを使っていい本です。
自分をコントロールするためではなく、自分を大切にしながら生き続けるために。
Taking Actionは、そのための静かな伴走者でありたいと願っています。
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