リカバリーをあきらめたところからリカバリーが始まる
リカバリーをあきらめたところからリカバリーが始まる。
これは先輩たちに言われたことです。別の言葉で「底落ち体験」という人もいました。
僕は最初この言葉の意味がわからなかった。でも今はこう解釈しています。
健常者になることをあきらめたところから発達障害者としての社会復帰が始まる。
健常者になることをあきらめたことで、私はできることが増えました。
これは私できないという割りきりがはやくなり、悩む時間、実際に試行錯誤する時間の削減になりました。
常にどう工夫するか、どう支援してもらうかを考えることで、ミスを削減しながら、実作業の時間を削減しながら、できることは増えていった。
あきらめることでできることは広がる。私はそういう感覚を今感じています。
あきらめることで見えてくること、他人とつながる力、他人に頼る力、自分でできること、工夫しないといけないこと、障害前はこういうの区別がまったく理解できず、すべて自分でしようとしていた。
リカバリーをあきらめたところからリカバリーが始まる。
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