東京でウェルネスとリカバリーをお互いに学ぶ

クライシスとは

クライシス(crisis)とは、
心が深く揺れ動き、これまでのやり方では進めなくなるようなときを指します。
それは「壊れる瞬間」ではなく、変わっていく力が生まれるときでもあります。


🌿 クライシスのとらえ方

多くの人は、クライシスを「危ない」「避けるべきもの」と感じるかもしれません。
けれども、Taking Action やピアサポートの考えでは、クライシスはこうした見方をします。

Shery Mead は、クライシスを「支配や管理の対象」としてではなく、
対話と信頼によって共に理解していく体験としています。
(参考:Mead & Hilton『Crisis and Connection』)


🌸 クライシスに向き合うときに大切なこと

  1. 安全を保つこと
     まず、身体と心の安全を守ることが第一です。
     安心できる場所、人、支えを確かめましょう。
  2. 一人で抱え込まないこと
     信頼できる人やピア(同じ経験を持つ仲間)に話すことで、
     苦しさを少しずつ分かち合うことができます。
  3. 自分の感じ方を否定しないこと
     どんな思いも、その人にとって大切な意味があります。
     悲しみや怒り、恐れも、正直な心の声です。
  4. リカバリーのペースは人それぞれ
     早く落ち着こうと焦る必要はありません。
     少しずつ、自分の力を取り戻す過程そのものがリカバリーです。

🌼 クライシス・プラン(危機時の支えの計画)

Taking Action では、
「クライシス・プラン」をあらかじめ作っておくことを大切にしています。

それは、「もしものとき」に自分や周りを守るための安心の地図です。

プランには、たとえば次のようなことを書き入れます。

このプランは、書いた人自身の「声」です。
周りの人がその思いを尊重し、共に守ることが大切です。


🌈 クライシスの先にあるもの

クライシスは、
人が自分を見つめ直し、新しい意味を生み出す入り口でもあります。

誰かと安心して話し合える場があるとき、
「壊れるような瞬間」は、
「つながりが生まれる瞬間」に変わることがあります。

Taking Action では、
クライシスを恐れるのではなく、
そこにある痛みと力をともに見つめ、希望へとつなげていくことを学びます。

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