お薬のこと

WRAPクラスでは、お薬についても重要なテーマの一つとして取り上げられます。お薬の管理は、元気を維持するために多くの人にとって欠かせない要素であり、正しい知識と主体的な対応が必要です。


お薬についての基本方針

WRAPでは、以下の点を重視します:

  1. 自分に必要なお薬について学ぶこと
    • 使用しているお薬の名前、目的、副作用を理解する。
    • 自分に適したお薬の組み合わせを知るために専門家と協力する​​。
  2. 安全な服薬の実践
    • 主治医の指示なしにお薬を中止したり、調整したりしない。
    • 新しいお薬を開始するときや変更するときは、慎重に対応する​​。
  3. お薬に関する主体性
    • 自分の体調や気分の変化を記録し、それを主治医に共有する。
    • 質問を遠慮せず、自分が納得できるまで説明を求める​​。

お薬管理の具体的なステップ

  1. お薬リストを作成
    • 現在使用しているすべてのお薬、投薬量、服用時間を一覧にする。
    • 必要に応じてビタミンやサプリメントも含める​​。
  2. 記録をつける
    • お薬の効果や副作用、服用後の体調の変化を記録。
    • 食欲や睡眠、気分の変化なども観察し、医師に伝える​​。
  3. 医師とのコミュニケーション
    • お薬の効果や副作用について疑問がある場合は、主治医に相談する。
    • 必要に応じてお薬の変更や調整を依頼する。
  4. お薬に関連する危機に備える
    • クライシスプランに、自分が服用しているお薬のリストと服薬方法を記載する。
    • 緊急時に誰が情報を提供できるかを明確にしておく​​。

WRAPクラスでのお薬に関する活動

  • 情報共有: 他の参加者とお薬に関する経験を共有し合い、役立つヒントを得る。
  • リソースの活用: 信頼できる情報源やサポートサービスを探す方法を学ぶ。
  • 問題解決: お薬に関する課題や不安をどう解消するか、計画を立てる。

お薬に関する自己擁護のポイント

  • 質問する権利を持つ
    お薬の目的や副作用、代替案について質問することは重要です。
  • 信頼できる医療チームを選ぶ
    自分の話を聞き、尊重してくれる医師や薬剤師を見つけましょう​​。
  • 自分の身体をよく知る
    お薬がどのように自分の体調に影響を与えるかを観察し、それを自分自身の行動計画に反映させます​​。

お薬についての正しい知識と主体的な管理は、回復と元気を保つための重要な要素です。WRAPクラスでは、参加者が自分自身のお薬管理の専門家として自信を持って行動できるよう、サポートしています。

投薬と権利擁護の資料:リンク

東京WRAPの個人的な見解です。

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