東京WRAP ー 自分らしいウェルネス&リカバリーを育てよう!

「助ける」から「一緒に学ぶ」へ(学びと成長)

こんにちは!ここでは、意図的なピアサポートの土台となる考え方の一つ、「学びと成長」の原則について一緒に探検するよ。「助ける」という言葉のイメージを、一度やさしく脇に置いて、新しい関係の扉を開けてみよう。


【まずはここから】わたしたちは、一緒に旅する仲間

(むずかしい言葉は使わずに、イメージでつかんでみよう)


【もっと知りたい人へ】「助け」のイメージを塗りかえよう

(「学びと成長」の原則が、わたしたちの関係をどう変えていくのか、もう少し深く見ていこう)

1. 「助ける人」がはまりがちな、わな

「助ける」という言葉には、時々、目に見えない上下関係が隠れていることがある。

これまでの支援の形では、これが当たり前だったかもしれない。でも、ピアサポートはここから一歩踏み出すんだ。

2. 「一緒に学ぶ仲間」への視点の転換

ピアサポートは、「助け」を「お互いが学び、成長するプロセス」だと再定義する 。これは、具体的にはこういうことなんだ。

3. つらい経験(クライシス)を「学びの機会」に変える

この「学びと成長」の原則は、人がとてもつらい状況にいる時にこそ、大きな力を発揮する。

これまでの考え方では、つらい状況(クライシス)は「悪いもの」で、早くそこから抜け出すべきだと考えられてきたかもしれない 。でも、意図的なピアサポートでは、「人生が困難な時ほど、わたしたちは多くを学べる」と考えているんだ 。

つらい経験の真っ只中にいる時、「この経験が自分に何を教えてくれようとしているんだろう?」と一緒に考える視点を持つことで、ただ苦しいだけの時間が、未来への大きな一歩に変わることがあるんだよ。


さいごに

意図的なピアサポートにおける「学びと成長」の原則は、わたしたちを「専門家」と「患者」という役割から解放してくれる。

わたしたちは、ただ、同じ時代に生き、それぞれの経験をたいせつに持ち寄って、一緒に未来を探す「仲間」なんだ。

答えは誰か一人が持っているんじゃなくて、ふたりの関係性の中に、一緒に見つけていくものなんだね。この学びの旅を、一緒に楽しんでいこう!

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